B型作業所を利用できる方の具体例|精神障害・発達障害・身体障害・難病
「自分は就労継続支援B型を使えるのだろうか」——見学のご相談でいちばん多いのが、この不安です。制度の説明を読んでも自分が当てはまるのか分かりにくい、というお声をよくいただきます。この記事では、当作業所で実際にどのような方が通われているかを、障がいの種別ごとに具体的にご紹介します。
精神障害(うつ病・統合失調症など)の方
当作業所でもっとも多くの方が該当します。B型作業所には雇用契約がなく、勤務日数や時間のノルマもありません。そのため「今日は体調が思わしくない」という日は休んでいただけますし、午前中だけの通所から始めることもできます。
体調に波があるからこそ、一般就労ではなくB型を選ぶ意味があります。実際、40代男性の利用者様からは「通院にも柔軟に対応していただきながら働けています」という声をいただいています。まずは週2日、慣れてきたら日数を増やす、という進め方が一般的です。
発達障害(ASD・ADHDなど)の方
発達障害の方の場合、「働けない」のではなく「環境が合わないと力を発揮できない」というケースが多くあります。当作業所はゴム印製作・餃子製造・宅配弁当製造・検品軽作業と作業の種類が豊富なため、ご本人の特性に合う作業を選びやすいことが強みです。
手順が決まっていて一人で集中できる作業がよい方にはゴム印製作や検品を、人と一緒のほうが落ち着く方には弁当製造のライン作業を、というように相談しながら決めていきます。詳しい作業の様子は作業内容ごとの1日の流れをご覧ください。
知的障害の方
工程を細かく分けてお伝えし、できるようになった部分から少しずつ担当を広げていきます。スピードを求めることは一切ありません。A型事業所を10年以上運営してきたノウハウがあるため、「どこまで細かく分ければ伝わるか」の引き出しを多く持っていることが、当作業所の支援の特徴です。
身体障害の方
ゴム印製作や検品・梱包は座ったまま行える作業が中心です。長時間の立ち仕事や重い物の運搬が難しい方でも取り組める作業を用意しています。事業所はマンション1階にあり、通所しやすい立地です。設備面でご心配な点があれば、見学の際に実際にご確認いただくのが確実です。
難病の方
難病の方も対象です。障害者手帳をお持ちでなくても、対象疾病に該当し医師の診断があれば障害福祉サービスの受給者証を申請できる場合があります。「手帳がないから無理だろう」と諦めてしまっている方は、一度お住まいの区の障がい福祉窓口にご確認ください。
年齢・そのほかの条件について
当作業所では、次のような方にご利用いただいています。
- 一般企業での就労が難しい方、不安がある方
- 50歳以上の方
- 障害基礎年金1級を受給されている方
- 復職や将来的な一般就労を目指してステップアップしたい方
- 就労継続支援B型のアセスメントを受けた方
- 原則18歳以上の方
実際に20代から60代まで幅広い年代の方が通われています。「この年齢から新しいことを始めるのは」とためらわれる必要はありません。
一般就労を目指す方にも使えます
B型は「ずっとここにいる場所」とは限りません。2025年8月から通所されていた20代男性の利用者様は、ゴム印製作で作業スキルを身につけ、施設外就労での実践を経て2026年8月1日付で一般企業への就職を実現されました。経緯は利用者様が一般就職を実現されましたでご紹介しています。
ご自身のペースで長く通い続けたい方も、一般就労を目標にしたい方も、どちらの目標にも合わせて支援しています。
まとめ
判断に迷われたときは、条件に当てはまるかをご自身で結論づける前に、一度ご相談ください。受給者証の申請方法を含めてご案内できますし、相談だけのご連絡も歓迎しています。
実際に通われている方の声は利用できる方・利用者様の声に、見学の進め方は見学・体験の流れと当日の持ち物に掲載しています。費用面が気になる方は通所にかかる費用と支援制度もあわせてご覧ください。